令和6年2月22日(木)、『未来塾』第4回が開催されました。
第4回目は、株式会社Badass 田中裕也社長から、「『でじたるとらんすふぉーめーしょん』を理解する」と題し、ご講演頂きました。
DXとは、企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立することを言います。
今回の講座では、会社が向上していくためには、 業務や組織をいかに改善し、 社員ひとりひとりが「会社がなぜ存在するのか」を理解することが重要である。そして、 会社の方針を明確にすることが不可欠である。ICTを活用するうえで、デジタル機能を扱えて、試行錯誤ができる人材が必要である。
業者に依頼してデジタル化を進める場合も、会社をどうしたいかを正確に説明できないと、導入しても納得のいくものが得られない場合が多いとのことです。
会社で求められるのは、上司と部下のコミュニケーションが良好であり、問題点を解決していこうと目的を明確化でき、目標を立てること。進まない会社は、上司に相談できない、上司の考えが部下に理解されない等で、お互いの意思疎通ができていないとご説明頂きました。
田中氏の考えるDXとは、「デジタル人材」の存在が不可欠であり、それを扱う人材の教育と社内のコミュニケーションが重要とのこと。
この2点が欠けていては、DXは実現できないと理解しました。