令和5年1月27日(金)、K.N.F未来塾第3回が開催されました。
今回は、(株)フロムゼロの登内芳也様に「私学流マーケティングの考え方」と題し、ご自身の経験や失敗から学んだこと、尊敬する偉人の実践した実話を交え、わかりやすくご講演いただきました。
マーケティングとは、「商品やサービスが売れる仕組みをつくること」とされています。
登内様によれば「私学流マーケティング」とは、仕組みを作ることはもちろんのことですが、売れる商品は「売れる仕掛けを作る」からこそ売れるのであり、需要が少ない商品の売上向上を目指すには『商品が必要となる状況を作るための仕組み作り』が必要とのこと。
売りたい相手が誰なのか、そのターゲットにいかにアピールできるかが大切で、
競合商品と比較し、優位性を明確化することが必要であり、「顧客欲求を満たすために企業が行う活動」それがマーケティングと仰っていました。
登内様が常に心に置いている言葉が『かくあるべき姿』です。その意味するところは、
①現状にとらわれず、夢・理想の姿を描くこと
②夢を達成するためには何が不足で、解決のために必要なことを導き出すこと
③解決のための方法について学ぶこと
④夢にたどり着くため不断の努力を積み重ねること
が重要と仰っていました。
マイナス面に対して能動的に取組むことで隠れていた、たくさんヒントが見えてくると、実体験を交え話しておりました。
講演を聞いての感想ですが、マーケティングは仕掛けが大事であり『仕掛けを企画』することを学びました。そのためには企画に係る問題、課題をどの方法・手段で解決するかが重要と理解できました。
講演終了後、受講生から「現状、眼前の事象に対処するだけで精いっぱいだが、
今後は『かくあるべき姿』を意識し、取り組んでいきたい」との前向きな意見もいただき、マーケティングに対する理解の他、登内様の深い考えにも感銘できた良い機会となりました。
投稿担当:髙橋