お知らせ

2023.03.24 第5回K.N.F未来塾を開催しました

令和5年3月24日(金)、K.N.F未来塾第5回が開催されました。
今回は、(株)Badass代表取締役の田中裕也氏に講師を依頼し、デジタルトランスフォーメーション(DX)について、ご講義いただきました。

DXとは、企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立することを言います。

今回の講座では、会社が向上していくためには、会社の方針を明確にし、
① 業務や組織をいかに改善していくか
② 社員ひとりひとりが「会社がなぜ存在するのか」を理解する
③ 会社の進みたい方向への戦略を練る
これらを社員が意識し、上層部と従業員間でコミュニケーションを大切にすることが重要だと教わりました。

ICTを活用するうえで、何をするにもデジタル人材(機能を扱えて、思考錯誤ができる人材)が必要であり、また、業者に依頼してデジタル化を進める場合も、会社をどうしたいかを正確に説明しないと、導入しても納得のいくものが得られない場合が多いと仰っていました。

良い会社とうまく進まない会社にはそれぞれ共通点があり、良い会社は上司と部下のコミュニケーションが良好であるからこそ問題点を解決していこうと目的を明確化でき、目標立てることが可能とのこと。
進まない会社は、上司に相談できない、上司の考えが部下に理解されない等で、お互いの意思疎通ができていないことを学びました。

DXとは、「デジタル人材」の存在が不可欠であり、それを扱う人材の教育と社内のコミュニケーションが重要とのこと。この2点が欠けていては、DXは実現できないと理解しました。